代表者メッセージ
美容師の離職率は10年で92%とも言われています。
5年未満のアシスタントはともかく、スタイリストになってから美容師を諦める人の理由のほとんどは辛いからではありません。
将来が見えないからです。大半の人は、30歳を目前にして一度自分の人生を考えます。
結婚を考える人もいるでしょう。出産をする方もいるかもしれません。親の介護について考え始める時期かもしれません。
こういった、いわゆる「ライフイベント」の中で不安を抱えるのは当然です。
その中で「美容師」として生きて行くには、本人と会社が一体になって本気で考え、そのキャリアプランを推し進めていく必要があります。
MaNOが掲げるキャリアデザインとは、「売り上げをあげる」「店長になる」という短期的なものだけではなく、スタッフが様々なライフイベントの中で、美容師を一生続けていく為の長期的でかつ、広い意味のものを指します。
また、キャリアデザインはただ会社から提案されるだけのものであってはいけません。
あくまで、本人と会社が2人3脚で練り上げ、それをプラン、ドゥ、チェック、アクションを繰り返す事によって1人1人に寄り添ったキャリアデザインが可能になると考えています。
代表 杉田 誠
美容室の永続的な差別化は「人財」でしかできない
私が常々スタッフに言っている言葉です。ここでは人財の主たるものがスタイリストと考えて下さい。
どんなに洗練された内装でも、高級な商材を使おうとも、それを最終的にお客様に届けるのは「人」です。
さらにその「人」を「財=たから」に育て、豊かな美容師人生を送ってもらいたい。
これこそがMaNOの根幹にある考え方であり、今後100年通じる企業戦略でもあります。
少数精鋭ではなく全員精鋭
1店舗あたりのスタイリストは3〜5人と決して大きなサロンではありません。
その中で「一人一人にスポットを」をテーマに、例外なく全てのスタイリストに"躍動"してもらいます。
5人のスタイリストのうち2人だけが"躍動"しても駄目です。
5人中5人が躍動する時に組織の力は最大となり、それがまた個人にフィードバックされます。
少数ではなく、全員が精鋭になる事を目指します。
そうです、1人1人が主役ですから。
ダイバーシティ(多様性)の浸透
2014年からMaNOで取り組み始めた事の一つです。
ダイバーシティ(多様性)とは、スタッフの様々な違いを尊重して受け入れ「違い」を認め合う事。
MaNOでは今後特に、"働き方の多様性"を文化として浸透させていこうと考えています。スタイリストも30代40代50代60代と年を重ねていけば、必ず何かしらのライフイベントがあります。その局面で、様々な"状況"を全員で受け入れ、認め合う事で、そのスタイリストのパフォーマンスは最大限に発揮される事になるでしょう。
まだ取り組み始めたばかりですがとても大切な事です。MaNOの一員として一緒にこの文化をつくっていってほしいと思います。